LOVE~第1夜 同志の愛
もうすぐ ~Valentine's Day~ですね。
今回は3回にわたって5つの【愛】のお話を載せてみます。
■大杉栄 1885年-1923年
無政府主義者(アナキスト)。幸徳秋水・堺利彦に共鳴し無政府主義へ傾倒。幸徳秋水処刑後、アナキストとして様々な社会運動・労働運動へ参加し、「電車賃金反対運動」「赤旗事件」他などで収監、投獄を繰り返す。また、自ら発刊した様々な機関紙もことごとく発禁処分となり、次第に政府、軍部より疎まれる存在となる。
1923(大正12年)年9月16日夕刻、大杉栄、妻:伊藤野枝、甥:橘宗一(6歳)は東京憲兵隊本部へ連行され暴行の末、惨殺。世に言う「甘粕事件」。
大杉栄38歳の生涯であった。
■伊藤野枝 1895年-1923年
平塚らいてう主宰の「青鞜社」で婦人運動に参加。後、平塚らいてうより「青鞜社」を引き継ぐ。野枝の活動及び私生活は大正当時「新しい女」と言われた。
大杉栄との出会いが彼女の運命を変える。野枝は大杉への愛、そしてその思想に共鳴し、夫、子供を捨て大杉と一緒になる。妻としてまた同士として大杉の運動を支えた。1923年(大正12年)甘粕事件にて惨殺。5人の子供を残し、伊藤野枝28歳の生涯であった。
■■LOVE
二人が出会った当時、大杉には妻と愛人があり、野枝にも夫と子供がいた。
さらに、この複雑な男女関係は大杉が愛人である神近保子に刺されるという「日陰茶屋事件」へ発展してしまう------。
常識的に考えれば大杉と野枝の「愛」は不貞であり、許されることではなかった。
しかし、彼らには「愛」だけでなく「同じ思想」という強い結びつきがあった。それ故、世間から非難されようとも一緒になる道を選ぶことができたのかもしれない。
後に、どのような結末が待っていたとしても・・・。
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私は社会主義や無政府主義、政治運動に興味は無い。
無関心、この時代的に言うと「ノンポリ」。
しかし、文学、芸術、政治、戦争・・・と激動の大正時代にあって「愛」と「革命運動」に全力疾走で逝った二人の生涯。中学で学んだ「近代史」のわずかな1行であるが、大杉栄と伊藤野枝は今も心に残る、「同士の愛」なのだ。

コメント
惨殺って言葉を見ると不幸だなって思ったけど彼らの生き方を少し知ると短い人生だったけど幸せだったんじゃないかと思ったりするよ。同士の愛か・・・素敵な愛の形だよ。
投稿 アキ | 2008年2月 7日 (木) 22時56分
こんばんは。
同士の愛…厳しい愛とも言えそうだ…。
死が訪れることを悟った時、そしてその瞬間二人は何を思ったのでしょうか。
日本の将来やイデオロギーなんて事ではなくてお互いのことを思っていて欲しいです。
二人はロマンチストであったかどうかはわかりません。が、私はどうしようもないロマンチストかな…と思う。
3回にわたって5つの【愛】ですか…ワオ!
投稿 Suzume@Take | 2008年2月 7日 (木) 23時22分
紫陽花さーん!こんばんわ。
大杉栄かぁ。確か歴史の時間に名前をみたような^^^
日本の歴史教育って「近代史」は少ししか授業で触れないよね。明治、大正、昭和あっという間におわるよね。他国ではわりとしっかり近代史も教えるみたいだけど。日本は受験のからみもあるからなぁ^^^
あと4つ、愛の話し楽しみだな!!
紫陽花さんの恋愛話も聞いてみたいなぁ。
投稿 Brown | 2008年2月 7日 (木) 23時55分
オイラは不勉強でこの方々を知りませんでした〜。
革命どころか、個々の主義でさえ見えにくくなってしまった現在と比べて
大正時代、時代の潮流はまだまだ思想家、女性運動家を
受け入れなかったでしょうから、
不貞も含め、ものすごい勇気と行動力、精神力があったのでしょうねぇ。
投稿 ピュンピュン丸 | 2008年2月 8日 (金) 00時35分
こんにちは
「愛」と「革命運動」ですか。
自分たち自身や身内まで殺されなかったら、このふたりのその後の運命やいかに?実に複雑な人間関係に耐えられたのかな?それまでを捨てて、このお二人は、当時の日本を改革できたのでしょうか?
投稿 hiroko | 2008年2月 8日 (金) 10時30分
こんちわ!
ネットで調べたら大杉栄ってルックスもいいですね。
背が高くてイケメンでアナーキスト
げー女性にもてるわけだ。
俺は思想や革命なんかわかんないけど
言いたいことを言えない時代は最悪だと思う!
そのうえ殺されるって、最悪ですね。
自由な今の日本に生まれてよかったなぁ。
投稿 よっしー | 2008年2月 8日 (金) 14時39分
私はテレビのドキュメンタリーでこの二人の事を見てかすかに覚えていました。それにしても二人共若くして亡くなっているのですネ。紫陽花さんに同士はいらっしゃるのでしょうか?…∵…☆…∵…☆…∵…☆…∵…☆
投稿 ピタル | 2008年2月 8日 (金) 19時20分
「愛」と「思想」ねぇ、仕事や考えが同じ方向を向いてるわけだから強い絆になるやろね。現代は「愛」も薄っぺらかったりするなぁ。
このお二人さんの恋愛は大変っていうか辛そうな愛でもあるね。
あ~バレンタインかぁ。めんどいね~
バレンタインなんて無くていいよ~
ウチの部さ、他の部より男子社員多いんよね~
義理も積もれば、札となる (ーー;)
投稿 浜田 | 2008年2月 8日 (金) 19時39分
>アキへ
本当に短い人生だよね。
でも凝縮された人生でもあるよね!
紫陽花より
投稿 紫陽花 | 2008年2月 8日 (金) 20時07分
>Suzume@Takeさんへ
>死が訪れることを悟った時、そしてその瞬間二人は何を思ったのでしょうか
↑何を思ったのでしょう?でも最後はやっぱり家族や愛する人の顔が浮かんだんじゃないかな?私もそうであって欲しいと思います。
Suzume@Takeさんってロマンチストで素敵ですね(*^_^*) 紫陽花より
投稿 紫陽花 | 2008年2月 8日 (金) 20時13分
>Brownさんへ
Brownさんコンバンワ~♪
>日本の歴史教育って「近代史」は少ししか授業で触れないよね。
↑そう言われたらそうですね!!
戦国時代まではすっごい長いのに近代はあっという間だったな。
Brownさんって歴史とか強いんですか?
文学青年のイメージがあるけど(*^_^*) 紫陽花より
投稿 紫陽花 | 2008年2月 8日 (金) 20時19分
>ピュンピュン丸さんへ
ピュンピュン丸さん、コンバンハ(*^_^*)
>不貞も含め、ものすごい勇気と行動力、精神力があったのでしょうねぇ。
↑ですよね~もう走りっぱなしで止まってしまったら進めなくなったのかもしれませんね。「生きいそぐ」って言葉がありますが、彼らの人生ってそんな感じを受けました。 紫陽花より
投稿 紫陽花 | 2008年2月 8日 (金) 20時33分
>hirokoさんへ
>殺されなかったら、このふたりのその後の運命やいかに?日本を改革できたのでしょうか?
↑どうなんでしょう?私は歴史学者ではないし、素人の推測だけれど「日本の改革」は出来なかったと思います。この時代は政府や軍の力が強すぎて反発する力より抑える力の方が大きかった気がします。でも、hirokoさんがおっしゃるように二人が生きていたらどんな人生をたどったのでしょうね!! 紫陽花より
投稿 紫陽花 | 2008年2月 8日 (金) 20時42分
>よっしーへ
>ネットで調べたら大杉栄ってルックスもいいですね。
↑そうだね。大杉栄はイケメンだと思うよ。
語学にもたけてたらしいし。
ちょっと危険な香りがして女性にはもてるかもね!
>自由な今の日本に生まれてよかったなぁ。
↑そうだね。もし生まれた時代や、国が違ったらこんなに平穏な生活はおくれていないかもね。ブログなんて書いてる場合じゃなかったかも(*^_^*) 紫陽花より
投稿 紫陽花 | 2008年2月 8日 (金) 20時49分
>ピタルさんへ
コンバンハ~ピタルさん。
ドキュメンタリーの放送があったのですか?
観たいなぁ~、でも、コメントの文から推測すると結構昔だったのかな?
>紫陽花さんに同士はいらっしゃるのでしょうか?
↑ピタルさんは同士っていらっしゃる? 紫陽花より
投稿 紫陽花 | 2008年2月 8日 (金) 20時53分
>のりちゃんへ
>「愛」と「思想」ねぇ、仕事や考えが同じ方向を向いてるわけだから強い絆に
↑同じ方向をみることができるって、同じ夢がみられるってことじゃない?これって最高の繋がりよね~
>義理も積もれば、札となる (ーー;)
↑ウマイ!座布団一枚♪ 紫陽花より
投稿 紫陽花 | 2008年2月 8日 (金) 20時59分
俺、文学青年のイメージ??
文系だったけど^^青年じゃないなー
オッサンですよ。今年36才だよ。。
紫陽花さんは文学少女だっただろうな~もちろん今も文学少女だよ!
投稿 Brown | 2008年2月 9日 (土) 15時41分
紫陽花さんへ
大杉栄、伊藤野枝についてはその名前しか知識がありませんが・・・
彼等の一生をおもうと無念だっただろうと想像します。
道半ばにして体制により命を絶たれる。
この時代あたりから日本は本格的に軍国主義へ傾いていきますね。言論,思想,芸術文化さえも規制される世の中はさぞ窮屈だったでしょうね。
投稿 Ken.B | 2008年2月 9日 (土) 21時02分
紫陽花さんの同士の中に私も入っていると好いな!!…∵…☆…∵…☆…∵…☆…∵…☆
投稿 ピタル | 2008年2月10日 (日) 06時49分
お早うござます☆彡★☆彡
野枝さんって綺麗な人ですね(^_-)-☆
大杉さんと会わなかったらどうだったのかな??(ToT)/~~~
もっと長生きして子供とか孫とかと幸せに暮らしてたかな?
先生、野枝さんは幸せだったんでしょうか?
投稿 あい☆ | 2008年2月10日 (日) 10時23分
また昔の話。
高校の時、物理の先生(男)が、
「学生の頃、友達からロマンチストと言われてもの凄く恥ずかしかった…」と言っていたことを思い出しました。自分で言い出したんですが、今そんな気分。
掲載された右側の家族写真。良い写真だと思う。
家族でこういう時もあったのだな、と思うと何となくホッとしました。
投稿 Suzume@Take | 2008年2月10日 (日) 22時25分
>Brownさんへ
コンバンハ!!
>オッサンですよ。今年36才だよ。。
↑男性は30代から素敵さが増すと思いますよ!!
ワインみたいに歳を重ねるごとに30代、40代…って
熟成されて素敵になると思うなぁ。
年上の男性って魅力的だと思うなぁ。(*^_^*) 紫陽花より
投稿 紫陽花 | 2008年2月10日 (日) 22時25分
>Ken.Bさんへ
Ken.Bさんコンバンハ(*^_^*)
>彼等の一生をおもうと無念だっただろう~道半ばにして体制により命を絶たれる。
↑成し遂げることが出来なかった悔しさはあったでしょうね!きっと。
ただ、もしかしたら改革運動を繰り返すうち、二人にはある程度の覚悟は出来ていたのでは?な~んて勝手なこと思ったりします。
>言論,思想,芸術文化さえも規制される世の中はさぞ窮屈だったでしょうね。
↑はい。考えただけでもゾッとします。そんな世の中は(ーー;) 紫陽花より
投稿 紫陽花 | 2008年2月10日 (日) 22時40分
>ピタルさんへ
同士って何でしょうね?難しいなぁ。
私は志すものもないし~。
仕事仲間は同士とは違う気がするし~(ーー;)
考えたら取りとめがなくなってきました(*^_^*) 紫陽花より
投稿 紫陽花 | 2008年2月10日 (日) 22時44分
>あいちゃんへ
うん。野枝さんって綺麗な人だね!
>大杉さんと会わなかったら~野枝さんは幸せだったんでしょうか?
↑私にはわからないな~ただ、資料や関連の本を読むとね、大正当時二人の結婚はかなり世間から非難されてみたいなの。新聞はゴシップ扱い、大杉栄も野枝さんもこのことで共に戦っていた仲間さえも離れていった時期があるの。
それでも一緒になるくらいお互いが必要だったのかなぁって思うと、
一緒にならない選択は無かった気がするな。
ま、私の感想だけどね(*^_^*) 紫陽花より
投稿 紫陽花 | 2008年2月10日 (日) 22時56分
>Suzume@Takeさんへ
コンバンハ!
>自分で言い出したんですが、今そんな気分。
↑あら、「ロマンチスト」って男性には恥かしいものなのですね。
でも、ロマンチストで素敵ですよSuzume@Takeさんって☆
あ、また言っちゃった。ゴメンナサイ(*^_^*)
>右側の家族写真。良い写真だと思う。
↑私もあの写真はホッとする写真です。革命!改革!なんて尖がったイメージとは反対の家族旅行って雰囲気の写真ですよね。 紫陽花より
投稿 紫陽花 | 2008年2月10日 (日) 23時03分