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LOVE~第2夜 Respect

もうすぐ ~Valentine's Day~ですね。
今回は3回にわたって5つの【愛】のお話を載せてみます。

第2夜 Respct    白洲次郎&白洲正子
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白洲次郎 1902年-1985年
中学卒業後、英国ケンブリッジ大学へ留学。帰国後は近衛文麿と親交を深める。敗戦後、後の内閣総理大臣・吉田茂の側近となり、日本国憲法作成に関与する。
経済安定本部次長、貿易庁長官などをつとめる。また、白洲は戦後日本の基盤として「経済」の重要性を説き、通商産業省は彼が創立した。
敗戦国としてGHQに牛耳られる中、従順に従う日本政府とは異なり白洲はGHQへ毅然と接した。白洲曰く『日本は戦争に負けたが奴隷になったわけではない!』その凛とした姿勢、プリンシプルの精神はGHQも一目置いたという。
白洲次郎の人となりを示す逸話としてサンフランシスコ講和条約の一場面がある。
1951年9月講和条約調印後、各国代表は受諾演説をする予定となっていた。演説に立つ吉田茂の原稿は政府が事前にGHQと作成した英文の原稿であった。白洲は『日本人は日本語で堂々とやればいい、講和条約で戦勝国と対等になるんだ、その晴れ舞台で相手と相談した原稿読んでどうする!今から書き直しだ!』
そして、吉田茂の演説直前に30メートルともなろう巻紙に日本語での演説原稿が出来上がった。それは、敗戦後生まれ変わった日本の第一声でもあった。
白洲次郎は政治の表舞台に立つことは無かったが、戦後日本の復興には欠くことが出来ない人物である。
白洲正子 1910年-1998年
随筆家。樺山伯爵家の令嬢。学習院女子部を卒業後、米国ハートリッジ・スクールへ留学。伯爵家の令嬢として育った正子であったが、性質は勝ち気で男勝り「韋駄天お正」と呼ばれるほどの行動力だったという。米国より帰国後、白洲次郎と出会い19歳で結婚。
後年、小林秀雄、青山次郎と交友を深め骨董美に目覚める。更に、能、仏像、工芸と芸術を愛し自らの美意識を随筆にしたためた。

LOVE
次郎と正子の出会いはブルジョアの集まる茶会であった。お互い一目惚れだったという。結婚後、二人はお互いの仕事、そして趣味に邁進した。しかし互いに干渉することなく、相手を尊重し、程よい距離を保った夫婦だったという。
1985年、白洲次郎死去。遺言には「葬式無用、戒名不要」とあった。
1998年、白洲正子死去。正子がデザインした墓に二人は並んで眠る。

第2夜 秘めた愛    Spencer Tracy&Katharine Hepburn
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Spencer Tracy(スペンサー・トレイシー)1900年-1967年
俳優。ブロードウェイで舞台俳優として活躍後、映画界へ進出。
代表作=「花嫁の父」「少年の町」「女性No.1」「老人と海」「招かれざる客」その他。
アカデミー主演男優賞2度の受賞。ノミネート9度。
妻は元女優のルイーズ・トレッドウィル。
Katharine Hepburn(キャサリン・ヘップバーン)1907年-2003年
女優。クールで知的な雰囲気、抜群の演技力によりハリウッド女優として確たる地位を手に入れる。
代表作=「フィラデルフィア物語」「女性NO.1」「旅情」「アフリカの女王」「冬のライオン」「黄昏」その他多数。
アカデミー主演女優賞4度受賞。ノミネート12度。
私生活では20代に結婚するが、離婚。その後キャサリンは生涯一人の男性スペンサー・トレイシーを愛し続ける。トレイシーには妻子があり二人は一緒になることはできなかったが、女優としてはオスカーを4度手にするという、未だに誰も破ることのできない輝かしい栄光を放っている。
LOVE
二人の愛は普通の「愛」とは違ってた。
なぜなら「結ばれることのない愛」だったからだ。
出会いは映画「女性NO.1」。初対面でお互い強く惹かれあったという。しかし、トレイシーには妻と障害を持つ息子がいた。また、敬虔なカトリック教徒であったトレイシーは宗教上の理由からキャサリンを愛しながらも離婚はできなかった。
そんなトレイシーの家庭事情を考え、キャサリンは一度も結婚を望まなかった。
しかし、トレイシーの死を見取ったのはキャサリンだった。トレイシーが心臓発作を起こし遺体となった傍に10分ほど寄り添い部屋を後にした。まもなくルイーズ夫人が到着した。彼女は自伝で「愛」についてこう語っている。
『この人から何かを得られると考えるのは愛とは無縁。この人に何をしてあげらえるだろうか、この人に全てを与えられるという考えだけが愛と結びつく、愛とは『全面的な献身』キャサリンは27年間のトレイシーへの無償の愛を貫いた。

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愛の形も様々。一方は夫婦でありながら寄り添うわけではなく、個々の主義や仕事には踏み込まず程よい距離を保つ「愛」。
一方は、心では寄り添いながらも現実的な距離を超えることのできなかった「愛」。
「愛」とは・・・少しセンチになってしまいそうだ。

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コメント

白洲次郎は考え方、外見ともカッコイイよ!男が憧れる男だね。逆にキャサリンは男が憧れる女性だよ!キャサリンのような献身的な愛をささげる女性に愛される男は幸せだよ。4人ともわりと長寿だね。愛のある幸せな生活を長く過ごした人たちだよ。

投稿: アキ | 2008年2月11日 (月) 23時50分

「葬式無用、戒名不要」この遺言を残した人が白洲次郎だったのか…。
前回の大杉栄・伊藤野枝の印象が残っているので対比して観てしまう。
一方はアナーキスト。もう一方は国家の為に腐心した人。
人生半ばで志を果たせず亡くなった夫婦と「葬式無用、戒名不要」の遺言を残し婦人がデザインしたお墓で眠る夫婦。
良いとか悪いとか言うのではなくこんな人生もあるんだな…と思った。
大杉栄・伊藤野枝の会話は(何となくではあるけれど)想像できるのであるが白洲次郎・白洲正子は何を話していたんだろう…。

投稿: Suzume@Take | 2008年2月12日 (火) 00時23分

こんにちは。
多種多彩な愛のお話、さすがですね!
日本が負けて食糧不足になることを予見して
移ったという鶴川の家にも行ってみたいです。
「武相荘」ってネーミングが白洲次郎のセンス
ですよね~。

投稿: 与之吉 | 2008年2月12日 (火) 00時43分

葬式無用、戒名不要・・・
いざとなると書けそうで書けないですよねぇ、人間・・・。
キャサリンの無償の愛もそう・・・言葉で書いたり
人ごととして語る分にはいいのですが
いざ自分の見に置き換えてみると・・・う、う〜む。
それにしても、夫の白洲次郎氏はある程度の知識はあるのですが
韋駄天お正と謳われた白洲正子さん、
どんな韋駄天ぶりだったのか、
どんな人生だったのか詳しく見てみたい方ですね。

投稿: ピュンピュン丸 | 2008年2月12日 (火) 00時48分

おっ、白洲次郎!!
白洲次郎は日本で最初にジーパンはいた人だよね^^^
カッコいいな~
--------**---------------**-----------**----------
キャサリンヘップバーンとスペンサートレイシーの話は知らなかったな。
紫陽花さんの記事読みながら「旅情」が頭に浮かんだよ。
紫陽花さんは「旅情」観てると思うけどあの映画でキャサリンヘップバーンが演じた孤独な女性と実際の彼女がオーバーラップするなぁ。
「無償の愛」与えるだけの愛か、でも俺は愛は50対50だと思う。

投稿: Brown | 2008年2月12日 (火) 00時48分

キャサリーン・ヘップパーンの「アフリカの女王」見ましたが、とても印象に残っています。
二人の関係、、不倫だ、なんだ、、という現在の風潮と比べて、なんとつつしみ深い男女の関係、大人の愛なんだろう!
キリスト教でのアガペーの愛は、無償の愛、100%捧げる愛ですね。

投稿: ナベショー | 2008年2月12日 (火) 18時15分

>アキへ
白洲次郎はカッコイイよね~
>男が憧れる男だね。
↑女だって憧れるわよ!!こんな男性なら。 紫陽花より

投稿: 紫陽花 | 2008年2月12日 (火) 23時51分

> Suzume@Takeさんへ
白洲次郎と大杉栄はSuzume@Takeさんがおっしゃるように対比してますね!
この2組のカップルを対にして載せた方が良かったかな(ーー;)
>白洲次郎・白洲正子は何を話していたんだろう…。
↑私も同じこと思いました!こちらの夫婦はなんとなく生活感がないというか、
「夫婦の匂い」みたいなものが感じられないんですよね!
でも、そこがサラッとしていてこのカップルはカッコ良かったりするかも! 紫陽花より

投稿: 紫陽花 | 2008年2月12日 (火) 23時57分

>与之吉さんへ
与之吉さん、コンバンハ。
>食糧不足になることを予見して移ったという鶴川の家にも行ってみたいです。
↑ほんとう!先を見抜く目があった人だったのですね!
>「武相荘」ってネーミングが白洲次郎のセンスですよね~。
↑このセンスすっごく素敵ですよね!
これ「無愛想」にしっちゃったら訪ねにくいですよね(*^_^*) 紫陽花より

投稿: 紫陽花 | 2008年2月13日 (水) 00時05分

>ピュンピュン丸さんへ
コンバンハ~♪
>キャサリンの無償の愛もそう・・・
言葉で書いたり人ごととして語る分にはいいのですが
↑無償の愛は『言うや易し行なうは難しい』デス。与えるだけで、求めない…ん~こういう愛ってピュンピュン丸さんは経験あります?私はないな~。
無償の愛って孤独な感じがしちゃう。 紫陽花より

投稿: 紫陽花 | 2008年2月13日 (水) 00時11分

>Brownさんへ
>紫陽花さんの記事読みながら「旅情」が頭に浮かんだよ。
↑私も「旅情」観ましたよ~
すっごく好きな映画です。ラストはちょっと哀しいけど…
でも痛い哀しさじゃないですよね!
「旅情」のテーマ曲『Summertime in Venice』いま頭の中で鳴ってます♪ 
紫陽花より

投稿: 紫陽花 | 2008年2月13日 (水) 00時16分

>ナベショーさんへ
ナベショーさん、コンバハ。
>なんとつつしみ深い男女の関係、大人の愛なんだろう!
↑『大人の愛』って言葉ぴったりですね!!
確かに不倫ではあるけれど、止めることの出来ない愛を感情のまま走らせないでお互いの立場や周りを気遣って行動した『大人の愛』ですね(*^_^*)
>キリスト教でのアガペーの愛は、無償の愛、100%捧げる愛ですね。
↑そうでしたね!アガペーは無償の愛でしたね。 紫陽花より

投稿: 紫陽花 | 2008年2月13日 (水) 00時25分

同じく、オイラもないっすよ。( ̄▽ ̄;)
どちらサイドの立場であっても息苦しい感じがしてダメっす(笑)

投稿: ピュンピュン丸 | 2008年2月13日 (水) 01時17分

ご立派な思想、お仕事をなさっておられる方々のさまざまな「愛」のありかた・・・・勉強になりました!わたしも「偉業」とまでは行かなくとも、とりあず、主人と夫婦ケンカしないで(した事ないけど)、両家の両親を安心させたいですね。

投稿: hiroko | 2008年2月13日 (水) 09時41分

お疲れ~ゲー午前中の会議めちゃ眠かったよ(>_<)
白洲正子は知ってるけど旦那さんがこんな注目人物とは知らんかなったよ~
白洲正子ってマダム系雑誌で時々特集組んどるよねぇーー
「婦人画報」とか「家庭画報」って年齢的にはま~~だ私らのゾーンじゃないけど
あれくらいの年齢になったときにさ、あーいう雑誌を購読する、あーいう雑誌と自分の生活にギャップのないハイソな奥様になりたいよ~
こーんなこと言ってたら無理かね~
やっぱ、「無償の愛」でもって頑張らないとダメかね~(>_<)(>_<)

投稿: 浜田 | 2008年2月13日 (水) 13時39分

白州次郎ってかっこいいですね!
俺、なんも知らんヤツだから~
大杉栄と白州次郎どっちもかっこいいっすね。
覚えときます!!!!

投稿: よっしー | 2008年2月13日 (水) 20時34分

「この2組のカップルを対にして載せた方が良かったかな(ーー;)」そんなことはないと思います。私が屈折しているだけ…。
スペンサー・トレイシーとキャサリン・ヘップバーン。
自分が若い頃は感心が無かった。けれど、歳を取ってくると次第になんか良いなぁと思い始めていた。二人の関係を。
紫陽花さんの「心では寄り添いながら…」だと思います。二人は現実のしがらみを超えた関係だったんだよ。

投稿: Suzume@Take | 2008年2月13日 (水) 23時30分

>ピュンピュン丸さんへ
>どちらサイドの立場であっても息苦しい感じがしてダメっす(笑)
↑私も同じです。恋愛感一致ですね!な~んてそんな大げさもんじゃないか(*^_^*) 
紫陽花より

投稿: 紫陽花 | 2008年2月14日 (木) 03時22分

>hirokoさんへ
hirokoさん、コンバンハ~
>ご立派な思想、お仕事をなさっておられる方々のさまざまな「愛」のありかた
↑本当に「愛」の形も人の数ほど、色々ですよね~
私も記事を書きながら改めて「人生色々~♪」「愛も色々~♪」って思っちゃいました。 紫陽花より

投稿: 紫陽花 | 2008年2月14日 (木) 03時28分

>のりちゃんへ
午前会議お疲れサマ~
>「婦人画報」とか「家庭画報」あーいう雑誌を購読する~ハイソな奥様になりたいよ
↑「家庭画報」って写真とか綺麗だよね!私は「サライ」派だけど・・・。
話変わるけどね、今日「コアラのマーチ」食べてたら、な、なんと幸せの眉毛コアラ発見!お婆ちゃんの茶ばらし気分わかったなぁ~ 紫陽花より

投稿: 紫陽花 | 2008年2月14日 (木) 03時36分

>Suzume@Takeさんへ
コンバンハってこんな時間!午前3時だわ。
眠れない夜、Suzume@Takeさんならどうします?
そのまま朝まで起きちゃう?まさか、羊数えたりする?
>二人は現実のしがらみを超えた関係だったんだよ。
↑現実のしがらみがない世界って、二人だけの愛の世界ってことかな?
そういう世界、素敵ですね。
さ!もうすぐ朝の4時です。中途半端だからこのままお仕事いっちゃおう(*^_^*) 
紫陽花より

投稿: 紫陽花 | 2008年2月14日 (木) 03時49分

>よっしーへ
オハヨウ、よっしー
>白州次郎ってかっこいいですね!
↑大学生のコにもカッコイイって思われるなんて、白洲次郎の男性人気は凄いなぁ。もちろん、私も素敵だなぁって思うけどね(*^_^*)
>大杉栄と白州次郎どっちもかっこいいっすね。
覚えときます!!!!
↑相対する二人いい男だよね! 紫陽花より

投稿: 紫陽花 | 2008年2月14日 (木) 03時54分

こんばんは。
徹夜か、ご苦労様です。
午前3時だと夏は明るくなってくる時間ですね。
冬だとまだまだ暗い。
始発の電車やバスなどもまだだし一番静かな時かもしれない…。
音もしんしん、寒さもしんしん。
ちょっと寂しくなってくる時間帯。
風邪などひかないように。

投稿: Suzume@Take | 2008年2月15日 (金) 00時22分

白州次郎のGHQへの対応は戦後の日本人として良くやったと思う方は多いでしょうネ…∵…☆正子のコレクションは彼女の育った環境からか、見習うべき姿勢が感じられます…∵…☆…∵…☆…∵…☆

投稿: ピタル | 2008年2月15日 (金) 22時14分

>Suzume@Takeさんへ
>徹夜か、ご苦労様です。
いえいえ(*^_^*)まだ完徹しても全然平気ですよ!!
10代の頃と変わらないくらい~っていいたいとこだったけど、
風邪ひいてしまいました(ーー;) 紫陽花より

投稿: 紫陽花 | 2008年2月17日 (日) 21時00分

>ピタルさんへ
コンバンハ~ピタルさん。
>正子のコレクションは彼女の育った環境からか、見習うべき姿勢が感じられます
↑育った環境~うんうん。あるだろうなぁ。
ピタルさんはきっと素敵な環境で育っだったのでしょうね! 紫陽花より

投稿: 紫陽花 | 2008年2月17日 (日) 21時06分

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